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ミュージカル「ビー・モア・チル」感想

だいぶ時間がたってしまったけど、ミュージカル「BE MORE CHILL」を新国立劇場に見に行ってきた簡単な感想。

 

 

 

ちょうどNYに行った時期にブロードウェイで公演していたので、作品自体は知っていた。

興味を持ったのは作詞作曲がJoe Iconisだったから。彼がドラマ「SMASH」に提供した"Broadway Here I Come"と”The Goodbye Song"が私はすごく好きだったので。SMASHはジェレミー・ジョーダンを知ったドラマでもあり、彼がその2曲を作中で歌ってこれが素晴らしいのです。

 

この作品自体はオタクの高校生が怪しげな薬を飲んでどーたらこーたらという話で私ついていけるかなと思ったのと、日本公演は主演がジャニーズとのことで、Not for meだしチケットとれんだろと思って見に行く予定はなかった。

 

ただ、レプリカ公演で演出が海外陣ということで、しかも見に行った人たちの評判がすごくよい&なぜかチケット余ってるということで、見に行ってきた。

 

感想は、とってもB級(良い意味で)で楽しい!好きなあの子に近づきたかっただけなのになんか大変なことになっちゃってどーしよう!でも最終的に友情最強!みたいな話で、正しくティーンエイジャーの青春ものという感じ。

 

曲もどれもよかったけど、特に"The Smartphone Hour"の勢いがすごくて、なんか脳が変な感じになりました(笑)

これが若い子にカルト的に人気になってブロードウェイ上演まで行ったというのはなんかわかるとなった。

 

キャストはみんなよかったけど、マイケル役の加藤清史郎くん、いけてる女子軍団の斎藤瑠希さん、ラリソン彩華さん、ダンドイ舞莉花さんが素晴らしかったです。日本の若い子たちすごい…ってなった。あとスクイップ役の横山だいすけさんもさすがでした。

主役とヒロイン役は…頑張ってはいたと思うし悪くはないんだけど、歌(も演技も)がいいな!って思うまではいかないんだよなぁ。

 

それにしても、SQUIPがキアヌ・リーブスみたいというのもマトリックスのイメージから来ているだろうから、そのうち時代遅れになるだろうなとか(最近マトリックス新作作られたから若い子たちもわかるかな)、日本製のスーパーテクノロジーってことになってたけど、日本のそういうイメージもそのうちなくなるんだろうな、なんて思った。