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羅小黒戦記

2021年最初の映画鑑賞は中国のアニメ映画「羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ)」。

 

この映画は日本語字幕版が2019年に日本で公開されていたけど、日本語吹替版が2020年11月に公開されて再度話題になった。現在ほぼ公開は終わっているのだけど、割と近くで字幕版と吹替版の両方まだ公開されていたので、滑り込みで両方見に行ってきた。

 

 

めちゃくちゃよかった!好き!

  

主人公の黒猫の妖精・小黒(シャオヘイ)がとにかくかわいい。ムゲンやフーシーはかっこいいし、他の妖精たちもみんな魅力的。キャラクターの魅力だけでも見る価値あり。中国語オリジナルも吹替版もどちらもよかったです。

ほんのちょっとしか出てこない妖精もたくさんいるので、もっと見せて!ってなります。

(もともとWebアニメだったし、さらに漫画などもあるらしく、それらを見ればもっとキャラクターのことわかるのだろうけど、言語の壁が立ちはだかる…)

 

そしてアクションシーンが見応えあって、ここ数年みた実写・アニメ全部含めても、ベストかも。メリハリの利かせ方が抜群にうまくて、バックに流れる打楽器音も好き。

 

 

動画公開されている↑の冒頭のアクションシーン以外も、鉄道やショッピングモールのバトルとかどれこもこれもかっこよかった。

 

ストーリーは「もののけ姫」で「平成狸合戦ぽんぽこ」で「X-MEN」で「ブラックパンサー」でした。小黒とムゲンのロードムービーでもあって、森から海、そして都会へと変わる風景も見どころ。

 

妖精たちの象徴するものが人類に破壊されつつある自然であり、迫害されるマイノリティと考えると、ラストは人類やマジョリティにとって都合のよい着地になっているようで「うーん…」となるのだけど、このもやもやを感じるようにあえて作ってあるようにも思える。

 

何回でも見たいので、日本でもBlu-ray販売してくれないかなあ。