ブロードウェイ観劇2作目は「Wicked」2003年からロングランを続けている超人気ミュージカル。「オズの魔法使い」の西の悪い魔女エルファバと南の良い魔女グリンダが実は…という裏話を描いた作品。
私は2009年に劇団四季の公演を見に行って、その後オリジナルキャスト(エルファバ役がイディナ・メンゼルで、グリンダがクリステン・チェノウェスで、フィエロがノーバート・レオ・バッツ!)のキャストアルバムを聞いて、やはり日本語ではなく本場で英語で見たい!と思っていたので、やっと念願叶ったことに。
人気ミュージカルだけにチケットは決して安くはなかったー。いい席とったからというのはあるけど。ブロードウェイはチケットが高いけど、いい席が高いのはまあ納得がいく。日本のミュージカル関係のチケットは1階席のいい席と2階席のはじっことかが同じ値段だったりしてものすごく納得いかない…。
ガーシュイン劇場は、大きくて立派な劇場だった。ドラゴンがやたらいたけど、話にドラゴン出てこなくない??と今気づいた。調べると、あれは機械仕掛けのドラゴン時計でドラゴン時計の上で人形が物語を演じることになっているとかなんとか、でも結局よくわからなかった。
ストーリーは割愛。
冒頭の"The Wizard and I"と一番の見せ場である"Defying Gravity"ではUnlimitedという歌詞だったのが、終盤のエルファバとグリンダのデュエット”For Good"では同じフレーズでI'm limitedに変わるところが好きです。
一番好きな曲は、エルファバとフィエロの"As long as you’re mine"だけど、オリジナルキャストのが好きすぎて、他の人のを聞くとなんか違う、になってしまうー。
私が見た公演のエルファバはJessica Voskで、グリンダはLisa Livesayでした。グリンダはスタンバイの方だったみたいです。当たり前なのだけど、どちらもめちゃくちゃ歌がうまい。当たり前のように歌がうまい…これがブロードウェイ…。
フィエロ役のRyan McCartanは背が高くて嘘みたいに顔が整っていました。どうやらWickedの後はFrozen(アナ雪)のハンス王子役にもキャスティングされていたようで、王子キャラなのかな。
曲はもちろん素晴らしいし、セットも衣装も豪華でキャストも多く、絢爛豪華で、ブロードウェイに来たぞー!って感じられてよかった!